命の授業!!

さとたん

2010年07月10日 11:52

昨日、TV番組、「奇跡体験!アンビリバボー」をご覧になりましたか?

ご覧になっていない方の為に、簡単に。。。

「名も無き教師の壮絶人生」

神奈川県の某中学の体育教師、腰塚勇人さんは『鬼の腰塚』と呼ばれている熱血教師。

その越塚さんスキー場で滑走中に転倒し、

第3,4頚椎を損傷してしまい、四肢麻痺の状態になってしまった。

それは、一生寝たきりになることを意味していた。

腰塚さんは、一度は生きる希望を完全に失い、舌を噛み、死ぬことを決意した。

だが、深い絶望の中、体は「生きたい」そう叫んでいた。

そんな時、生徒達が腰塚さんを励ますために書いた手紙が届いた。

この手紙を読んで、腰塚さんは教師の復帰を決意する。

過酷なリハビリに耐え、とうとう、わずかにしか動かなかった手足が、自力で歩けるまでに回復したのだ。

腰塚さんは学校に復帰したのだ!

鬼と呼ばれるほどに厳しかった。

時にはやりすぎだと言われた。

だが生徒達は、分かってくれていた・・鬼の顔に隠された本当の想いを。

生徒の前では決して見せたことのなかった涙が止めどなく溢れた。

自分を支えてくれたたくさんの人たちの思いに答えるために

腰塚さんは、不可能と言われた完全復活を成し遂げたのだ。

そして2003年3月、教師として復帰した腰塚さんは、

3年1組の担任として39人の進路指導にあたり、生徒達全員を無事卒業させた。

式が終わると、腰塚さんは生徒達にある授業を行った。

教師としてではなく、一人の人間として伝えたいメッセージがあったのだ。

それは、死さえ考えた孤独と絶望の中で思い知らされたこと。

人は一人で生きているのではない、周りに生かされている。

だからこそ、人は人のために生きなければならない。
 
そして心に5つの誓いをたてた。

「口は人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう」


「耳は人との言葉を最後まで聞いてあげるために使おう」


「目は人の良い所を見るために使おう」


「手足は人を助けるために使おう」


「心は人の痛みがわかるために使おう」


この誓いこそ、腰塚さんが卒業する子供達に伝えたかった言葉、命の授業だった。


腰塚さんは現在、新たな活動を始めている。

自らの経験を通して学んだことを伝えようと、

全国の学校を廻り、

『命の授業』

を行っているのだ。

一度、死まで覚悟し、そこから、想像を絶する過酷なリハビリを乗り越え

復活を果たした腰塚さんの言葉の重み。。

とても心に響いたので紹介させて頂いた

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