命の授業!!
昨日、TV番組、「奇跡体験!アンビリバボー」をご覧になりましたか?
ご覧になっていない方の為に、簡単に。。。
「名も無き教師の壮絶人生」
神奈川県の某中学の体育教師、腰塚勇人さんは『鬼の腰塚』と呼ばれている熱血教師。
その越塚さんスキー場で滑走中に転倒し、
第3,4頚椎を損傷してしまい、四肢麻痺の状態になってしまった。
それは、一生寝たきりになることを意味していた。
腰塚さんは、一度は生きる希望を完全に失い、舌を噛み、死ぬことを決意した。
だが、深い絶望の中、体は「生きたい」そう叫んでいた。
そんな時、生徒達が腰塚さんを励ますために書いた手紙が届いた。
この手紙を読んで、腰塚さんは教師の復帰を決意する。
過酷なリハビリに耐え、とうとう、わずかにしか動かなかった手足が、自力で歩けるまでに回復したのだ。
腰塚さんは学校に復帰したのだ!
鬼と呼ばれるほどに厳しかった。
時にはやりすぎだと言われた。
だが生徒達は、分かってくれていた・・鬼の顔に隠された本当の想いを。
生徒の前では決して見せたことのなかった涙が止めどなく溢れた。
自分を支えてくれたたくさんの人たちの思いに答えるために
腰塚さんは、不可能と言われた完全復活を成し遂げたのだ。
そして2003年3月、教師として復帰した腰塚さんは、
3年1組の担任として39人の進路指導にあたり、生徒達全員を無事卒業させた。
式が終わると、腰塚さんは生徒達にある授業を行った。
教師としてではなく、一人の人間として伝えたいメッセージがあったのだ。
それは、死さえ考えた孤独と絶望の中で思い知らされたこと。
人は一人で生きているのではない、周りに生かされている。
だからこそ、人は人のために生きなければならない。
そして心に5つの誓いをたてた。
「口は人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう」
「耳は人との言葉を最後まで聞いてあげるために使おう」
「目は人の良い所を見るために使おう」
「手足は人を助けるために使おう」
「心は人の痛みがわかるために使おう」
この誓いこそ、腰塚さんが卒業する子供達に伝えたかった言葉、命の授業だった。
腰塚さんは現在、新たな活動を始めている。
自らの経験を通して学んだことを伝えようと、
全国の学校を廻り、
『命の授業』
を行っているのだ。
一度、死まで覚悟し、そこから、想像を絶する過酷なリハビリを乗り越え
復活を果たした腰塚さんの言葉の重み。。
とても心に響いたので紹介させて頂いた
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