笑う介護士 

さとたん

2010年12月16日 09:54

突然ですが、




愛知県在住の





「笑う介護士、柚原卓也さん」




を、ご存知でしょうか





柚原さんは、メディアには、引っ張りだこで、





地方番組のみならず、





全国ネットの番組にも数多く、出演している、知る人ぞ知る方なのです。










看護師の親友から、先日、その柚原さんの講演会の誘いを受け行って来ました




講演会に参加し、柚原さんのお話を聞いて、





介護に対するイメージが大きく変わり、それが私にとって衝撃的でしたので




ここに紹介させて頂く事にしました。





柚原さんは、臨床検査技師の資格を持ちながらも、





社会福祉士、介護福祉士、ケアマネジャー、の資格もお持ちで、






現在、高齢者施設の開設支援や講演活動を行う有限会社「笑う介護士」代表取締役、





特別養護老人ホーム「メリーホーム大喜」統括マネジャーを歴任されています、現在38歳。





著書に




「笑う介護士の極意」「笑う介護の革命」「笑う介護の秘伝」





などがあります。





昔はヤンキーだったそうですが、友人の死をきっかけに、人の死について考えるようになり、





「人を死から遠ざけたい、病気を治す仕事をしたい」と思い、





検査技師の資格を取ったそうですが





患者さんと直接、触れ合える仕事、しかも、病気を治すすことじゃなくて、





患者さんの心に寄り添ってそれを支えていく仕事がしたいと考え直し、





介護の道に進むことにしたんだそうです。





介護の現場に入った時に、介護のあり方に疑問を抱き、





それを、独自の理念





「日本の介護を笑いでを変える」





を下に、業務改革・職員教育を積極的に実践して来たようです。





「高齢者も生きている以上、喜怒哀楽があり、





そのうち{喜び}と{楽しみ}は、せめて自分らが提供してあげたい、





それが{笑い}だ」





と、柚原さんは言いいます。





通常、高齢者施設でのレクリエーションは、約1時間というところを、





柚原さんは、なんと、10時間にして、





高齢者の方にずっと笑って貰う事を考え実践して来たと言うから驚きです





「笑わない人はいない」「笑い」があってこそ、





人間らしい生活が成り立つと考えているのです。






柚原さんの、介護に対する姿勢で、最も感銘を受けたのが・・・






介護士の仕事には、食事の介助や、着替えやお風呂などの清潔に関する介助など、





日常生活の支援があるが、





柚原さん自身が関わった全ての方(数千人)の、その日常生活の習慣を把握していると言う





どう言う事かと言うと・・・





食事の場合は、





どの順番(主食が先か副食が先か)で、どちらの歯で何回噛んで、飲み込むのか




着替えの場合は、着脱はどの順番(腕、首、足など)なのか




それを把握する事により、その個々にあった介護が出来、





同時に、異常の早期発見に繋がるのだと言う。





私は、ご存知の通り、看護師をしているが





患者さんの看護をすると言う事、寄り添うと言う事、の本当の意味を





教えて頂いた気がしました






最後に、名刺を頂き、握手をさせて頂いきましたが、





その時の、優しい笑顔と力強い握手と





「看護師さんですか、一緒に頑張って行きましょう!そしてまた、必ずお会いしましょう!!」





と言う温かいメッセージに





柚原さんの、大きな人間性を見た気がしました





お時間ある方は、





ユーチューブでアップされていました講演会の模様を






ぜひ、ご覧下さい




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