覚悟の登頂

さとたん

2012年11月01日 09:31

昨日、Yahoo Japanのトピックスにて、





「登山家・栗城史多さん、指数本を切断へ……エベレスト挑戦の重すぎる代償」





と衝撃的なニュースが飛び込んで来た






栗城氏のことは、一度、テレビ番組で取り上げられていたのを観ただけだったが







酸素ボンベを使用しない無酸素&「冒険の共有」のためのインターネット生中継という







斬新な冒険方法を打ち立てている登山家!ということが






とても印象的だった






この無謀とも思える挑戦を






栗城氏は、淡々と?実行していたのだ







そして、今回、自身4度目(3度の挑戦は失敗)の挑戦となるエベレスト登頂に挑んでいた







だが、深刻な凍傷を負ってしまい、登頂を断念したとのこと。






深刻な凍傷とは、手指数本を切断しなければならない程のもの。。






栗城氏本人のブログには、






「指を失うということはやはり悲しいことであり、
今後またエベレストやヒマラヤに行きたい気持ちにどこまで応えられるか正念場です。」






と記されており、悲痛な気持ちが打ち明けられている。







また、今回の挑戦を






「後悔しているかというと、少しも後悔していません」






とキッパリ記されているところは、






やはり、それなりの覚悟を持って臨んでいるからこその言葉なんだと感じた。






最後には、







「僕は、必ず復活します。」






と締め括っている。






ブログの中には






「僕は3歳の頃に人差し指を事故で切断したことがあり、
亡き母がその時に懸命に看病してくれたことを今でも覚えており、
そのことを思い出すと言葉が出ません。」






とも記されているが、






もしも私が、栗城氏の母親なら、息子のその確固たる信念を理解し、







心から応援出来るだろうか






息子が夢に向かって一心不乱に突き進んでいる姿を






親だったら、手放しで応援するのは当然のはずだが、、、






今の私には、その自信はない。






そのためには、その息子よりも、強靭な精神力を養う必要がある気がする。






何はともあれ、今は、ただただ、栗城氏の身体的&精神的な回復を心より祈っている



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