命どぅ宝！！

長い間、ご無沙汰していました。

久し振りの投稿です。

空白の時間、実に様々な出来事がありました。

中でも、私にとって、人生最大の出来事は、、、

最愛の母を亡くした事でした。

母が天国に旅立ったのは、去年の７月１０日の午前10時。

健康が取り柄の母が、余命３、４ヵ月と信じ難い事実が、

家族に告げられてから、ちょうど４ヶ月目の事でした。

あれから、１０ヶ月と言う月日が過ぎましたが、

未だに、その時の事を思い出すのが辛く、母を失った喪失感は、私の中では大きく

心の整理が付きません。

それでも、上を向いて、少しでも前に進まなければいけない。。

というプレッシャーが自分の中に芽生え、

この１０ヶ月間は、とにかく、無我夢中で仕事と家事を熟して来ました。

とにかく、自分の事で一杯一杯で、周りの事を考える余裕が全くありませんでした。


今日は、

母の日。

去年の今頃は、母は、入院中ではありましたが、今思うと、まだまだ元気でした。

そう思うと、やはり、涙が溢れてしまいます。


今日、こうしてブログを更新しようと思い立ったキッカケは、、、

高校1年生になった息子の本棚を整理していたら、

送られてなかった１枚のハガキが出て来て、それを読んでしまった事で

私の封印していた母への想いが込み上げて来たから、なのです。

そのハガキには、母（息子にとっては、おばぁちゃん）への想いが綴られていました。

「おばぁちゃんへ
こんにちは。
大介だよ。
おばぁちゃんは今、大変だけど頑張っていることを思うと
僕ももっと頑張らなくっちゃと思うよ。
おとうふを作ったり、配達したり、一緒にご飯食べたに行ったり、
色々な事があったね。
今思うと、全ての事が宝物だよ。
おばぁちゃんは、いつまでも僕の大切なおばぁちゃんだからね。
夏休みに会いに行くから待ってってね。」

と記されていました。

息子は、その頃は受験生で、大事な時期でしたが、

そんな息子に私は、

「大介には未来がある。
時間もたっぷりある。
やりたい事があればやればいい、なんでも応援するから！
だけど、おばぁちゃんには、残された時間は短い。
大介ももちろん大事だけど、
母さんにとっては、おばぁちゃんも、この世でたった一人の大切なお母さん。
だから、今は、おばぁちゃんの傍に付き添っていたい。
許してね。」
とメールでその想いを伝えていました。

返事は、
「はい、わかった」

と一言だけでしたので、

息子の母への想いは知る事は出来ませんでしたが、

そのハガキを読んで初めてその想いを知り、胸が熱くなりました。。

主人の協力もあり、私は、３月～７月までの４ヶ月間、母に寄り添う事が出来ました。


私は、中学＆高校では部活動に明け暮れていましたし、

看護学校時代も寮生活をしていました。

その後は、愛知に就職し、そのまま結婚。。なので、

母と一日中共に過ごした記憶はあまりありませんでした。

そのため、その４ヶ月間は、私にとって

貴重な貴重な時間となりました。


支離滅裂になってきましたが、

母の日を迎えるに当たって、

亡き母に想う事。。

それは、母は偉大である！と言う事です。

生存中も、そして天国に旅立った今も、

私にとって母は、かけがえのない、たったひとりの最愛の母なのです。

「かぁちゃんには、感謝の想いしかないよ。

そして、生まれ変わっても、また、かぁちゃんの子として生まれたい。」


と

母の日の今日、天国のかぁちゃんに伝えたい。




（2012年2月24日撮影　当時2歳の姪っ子＆母）